大学生の巨人ファン

大学生であるブログ主が全力でジャイアンツを応援するブログ

3/23 vs楽天 グリフィンに一安心

グリフィン

3回を完全投球。直球の球威・制球が戻ったのは安心した。カットも悪くない。スプリット・チェンジアップ・カーブは前回より向上しているが、本番レベルではない。まあ、直球がこれだけの精度なら、変化球が多少悪くても誤魔化せる。彼の調子は不安材料だったが、一安心。

井上

コースヒットで一塁走者を出してからの、牽制を交えた丁寧な投球には感心した。クイックも中々速く、走者はスタートを切れなかった。

直球の質は相変わらず高く、浅村相手でも力で押せていた。制球も良く、右のインハイに投げ込めば打たれにくい。スライダー・カーブの制球も悪くない。フォークの精度に注目したい。

2イニング目は先頭打者に死球。非常に勿体無い。ただ、フランコへの投球はいい。2-0からスライダーで見逃し、直球で差し込みファール、そしてフォークでフライアウト。不利カウントからでも粘れたのはナイス。その後もスライダーで三振、カーブでフライアウトと、投球の幅が格段に広がった印象。

3イニング目はバランスが良くなってきた。初球に直球、2球目に変化球が欲しい中でスライダーでカウントがとれた。フォーク・スライダーで空振りがとれ、外直球で見逃し三振。最後は直球で空振り三振。変化球がこれだけ良ければ、これぐらいはできる投手。フォークの精度が良くなり、直球も更に生きてきた。今年は中継ぎ一本で行って欲しい。

ケラー

カーブ・フォークのキレは上々。直球の威力も十分。あとは制球力だが、今のままでも悪くはない。

バルドナード

スライダー・チェンジアップ・直球どれも抜群。左腕が遅れて出てくるので、左打者の外角は極めて有効。

大勢

直球の球威はいいが、制球に不安を感じる。スライダー・フォークも制球がアバウトで、直球一本槍になりやすい。かといって変化球も甘く入ったり抜けるので、カウントも取りづらい。まあ、復帰登板でこれだけ投げれるのはいいが、本番では一抹の不安が拭えない。変化球の精度の向上。戸郷の直球の球威と同じく、巨人の最大の不安要素といえる。


佐々木

5回、1死13塁の場面は見事。この場面、三振・内野フライはNG。右のサイドハンドに対し、空振りの危険があるのは食い込むスライダーor逃げるシンカー。これが来るまでに一二塁間に転がしたかったが、外直球と内スライダーで追い込まれる。ここからが秀逸だった。外に逃げるシンカー、外から入るスライダー、内直球を尽くファール。最後はスライダーを外野に運んで犠牲フライ。リストの強さがあるので、前に出されても外野まで運んでいける。

門脇

悲観する内容ではない。甘い変化球に対してフルスイングできてるし、直球にも反応できている。

梶谷

1・2打席目は左打者の泣き所の、内角低めのカットに苦しんだ。それでも、彼の対応力はチームに必要。長野とともに、代打で控える分には相当な戦力になる。

3打席目は粘ってレフト前。やはり、彼の対応力は外せない。重信と同じく、ベンチに絶対に必要な選手。非常に代打向きなタイプだろう。

岡本

ボール球を振っても、四球を選べるのは流石。

坂本

直球に対してフルスイングできている。3打席目はセンターへ大飛球。全く心配ない。

大城

1打席目、外角直球を捉えてセンターフェンス直撃の2塁打。昨日も述べたが、状態は相当いい。荘司の球威のある直球に対し、一発でアジャストできた。今年もキャリアハイを更新する予感。

泉口

1打席目は捕邪飛も、内容はいい。2-1から高め直球をフルスイングする姿勢、追い込まれてからポイントを近くに置くアプローチは見事。

2打席目の四球も評価できる。盗塁失敗も、スタートは悪くない。

萩尾

1打席目は甘いスライダーをレフト前。スライダーなどの半速球が甘く入れば、彼にもチャンスがある。一方、直球には全て差し込まれる。直球を引っ張れるようにならないと、やはり厳しい。レフトではやや不安な守備。

2打席目はアプローチがダメ。四球後の初球、甘い直球を打って欲しかった。例えファールでも、思い切り振ることでタイミングも合ってくる。結果は四球だが、ここまで内容は良くはない。

3打席目は直球で追い込まれ、直球で三振。まあこうなるだろう。

吉川

エンドランでサードゴロ。できれば引っ張って欲しいが、外高め直球を一二塁間に打つのは難しい。最低限転がしたのは評価できる。

好守も披露。あの打球は彼にしか取れない。常々いっているが、泉口がどれだけ打っても、基本は吉川にしてほしい。

2打席目は1死1塁でセンター前ヒット。チャンスを演出した。外直球に対し、彼らしいセンター中心のライナー性の打球を放った。外直球を流そうとすると、差し込まれてファールになる。外でも引っ張ろうとすること(無理矢理ではなく自然に)で、直球にも負けずに打つことができる。好走塁も披露。ようやくエンジンがかかってきた。

相手の拙守に助けられるも、3打席目は3ベース。センター方向へ、強い打球は彼の持ち味。

小林

しぶとさが生まれている。

3/22 vs楽天 順調な中継ぎ陣

戸郷

球威がない。直球はスピードガンより遅く感じる。直球で差し込めないので、変化球も生きてこない。変化球は悪くなかったが、本来の直球に戻らなければ厳しい。この時期にどうのこうの言われる選手ではないが、ここまでの実戦では失点続き。心配になってきた。今の状態では、阪神打線に火だるまにされかねない。直球の球威が向上することを、ファンとしては願うしかない。

松井

直球の球威・変化球のキレ共に問題ない。先発ならやや不安だが、ビハインドの中継ぎなら申し分無し。今年は中継ぎで見たい選手だったので、非常に楽しみ。防御率3点台、あわよくば2点台を残せるかも?

西舘

登板を重ねるごとに良くなっている。直球は150越えも出ているし、シュート回転もしない。それでいて球威もある。
だが、西舘の真髄は変化球。今日はカーブが冴え渡っていた。パワーカーブのような軌道で曲がり、カウント球・決め球のどちらにも有効。私はカーブの重要性をブログでよく述べているが、西舘や赤星のカーブは理想形に近い。強度のあるカーブは狙わずには打てない(反応では無理)。カーブを意識すると、直球や他の変化球に対応できなくなる。
カット・スプリットもいい。特にカットは素晴らしい。こちらもカウント球・決め球として使え、変化量の異なるスライダーとのコンビネーションも操れる。スプリットも空振りが取れた。沖縄ではスプリットの精度に苦しんだだけに、一安心。
これだけの投手が7回にいるのは、近年の巨人では考えられない。大勢も明日には投げるだろう。中川のコンディションは抜群。大勢が万全なら、ここ10年でも最強、それこそスコット鉄太朗クラスの盤石リレーが見られるかもしれない。
正直、西舘には先発を任せたいのが本音。だが、7回の男として決まったのなら、今年は中継ぎ1本でいってほしい。先発が足りないからと言って配置転換するのは避けたい。その上で、連投や回跨ぎは避け、来年には先発として活躍してほしい。

バルドナード

直球はガン以上に速さを感じる。球持ちがよく、ボールの出所が見づらい投手。それでいて、スライダーは強度がある。左打者が長打を打つのは厳しいだろう。ただ、フィールディング面には課題を残す。キャンプ時から言及しているが、バルドナードの弱点はバント処理。ここら辺を突かれると厳しい。とはいえ、小細工が介在しない勝負所、対左でいえば、これだけ頼れる投手はいないだろう。

堀田

投球の安定感は今日が一番。無理やりではなく自然に低めに集まっていた。堀田は極端に縦振りの投手。横のズレは生まれにくいが、縦のズレは生まれやすい。なので、高橋礼とは逆で、捕手は外か内に偏らないよう、リードする必要がある。その中で、低めに集まっているのはいい。捕手は内低めか外低めでカウントが計算できる。打者は低めを狙っても、変化球がちらつくためフルスイングできない。今日は直球だけでなく、チェンジアップ・カーブも枠内に収まっていた。この投球ができれば、1軍の舞台でも輝けるはず。


佐々木
今日は無安打2三振も、1四球をゲット。塁に出れば門脇の2塁打で長躯生還。三振も内容は良い。追い込まれても当てに行くのではなく、振りに行きながらファールで逃げれる。肩守備も平均以上。開幕は1番が濃厚。新生ジャイアンツに相応しいトップバッターだろう。
門脇
ヒットが出て良かった。守備走塁は素晴らしい。ノーエラーにナイス走塁。開幕も2番だろう。

打球への当たり方は悪くない。レフトの守備も問題ない。
岡本
選球眼は上々。
坂本
試合に出れてるだけで良し。彼にとって、OP戦の成績は何の参考にもならない。
大城
影が薄いが、状態はいい。去年の成績を超える可能性も十分ある。
オドーア
守備範囲の広さに驚いた。走塁でも全力疾走で内野安打。あとは打撃だけだが、ゾーン管理は再三述べるが悪くない。今日は追い込まれてからの逆方向に良い打球があった。野球脳が足りないタイプには見えない。
吉川
8番が濃厚。泉口がどれだけ打っても、スタメンは吉川が理想。あの守備は外せない。ただ、数字よりも印象は悪い選手。状況に応じた打撃・内容の薄い打席が目立つからだ。泉口をスタメンにしよう、という声がファンや首脳陣から聞こえないくらい、完璧なレギュラーになってほしいものだが。。。
浅野
今日はスタメンも小休止。開幕カードは一軍に入れ、中日戦からは2軍に合流、出場機会を与えるのがベストだと思う。

西舘中継ぎ。ハァ?

休日は更新できず。中継も見られませんでした。野球から離れてた矢先、信じがたいニュースが。赤星と西舘の中継ぎ示唆である。

中継ぎ起用は大反対


チーム単位で考えても、先発は8枚でいってほしかった。戸郷伊織グリメン菅野礼が確定しているのはいい。ここに実力者の西舘赤星を混ぜることで、ベテランの菅野などの間隔を空けられる。先発のクオリティを保ったまま、疲労蓄積も軽減できるのが8枚構成の強み。ここから外れる二軍先発陣を1軍中継ぎに回すのが私の理想だった。
報知のリリーフ構想によれば、勝ちパターンに西舘中川大勢、僅差ビハインドにケラーバルド堀田、ロングに赤星+松井横川又木の内1人、らしい。
うーん。球をみれば松井が抜けてるのは分かるし、堀田より京本のほうが引き出しは多い。ロングに赤星を置くのは勿体なさすぎる。それなら先発調整させ、菅野の中10日による空き日に登板させたい。。。先発が6枚でも、7・8枚目が弱いとキツイ。誰かが抜けたら質がガクッと落ちるし、間隔も空けづらい。赤星は誰かが悪いとすぐに先発させる方針だろう。しかし、これにも懐疑的。常々いってるが、先発→中継ぎの調整は簡単。一方、中継ぎ→先発は並大抵ではない。二軍で先発調整する必要があるし、それには相応の時間が伴う。結果、先発が有事の際に本来の7番手である赤星が調整不足、というケースも起きうる。6枚に入らないからといって中継ぎ帯同させるより、先発の一角と捉えたうえで、礼や菅野と混ぜてローテーションを組んで欲しかった。
西舘中継ぎも反対。大学での成績や球を見れば、1年目から新人王クラスの働きができることがわからないのか。。。故障リスクは考慮していない。西舘の将来のためにいっているのではない。西舘のためにチームがあるわけでないからだ。先発8番手として考えたとき、彼よりいいスターターはいるのか?西舘を先発させずに、それより劣る投手が頭から投げてチームには+なのか?
確かに昨年、中継ぎは火の車だった。しかし、先発と中継ぎの重要度を考えたとき、私は絶対に先発をとる。例え勝ちパターンの中継ぎと、8番手の先発だとしてもだ。単純にトータルのイニング数は先発が上だし、中継ぎは代替可能なポジションだ。昨年オフにリリーフ専は多くとったし、1軍では先発あぶれ組(堀田松井横川京本)も中継ぎに回せる。リリーフは昨年より格段に充実している。この現状で、先発で期待できるスペックを持つ西舘をリリーフ起用は納得できない。
阿部の考えが変わればいいのだが。。。有識者の皆さん、西舘中継ぎ起用のメリットを教えていただければ幸いです。

3/14 vsバンク 門脇には心配無用

短めです。ご了承ください。

戸郷

変化球は相当良かった。フォーク・スライダー共にカウント球・決め球に。変化球はシーズンに入っても問題ない。
心配なのはストレート。いい当たりのほとんどが直球なのは不安。制球・球速共に物足りない。まあ、昨年も春先はスピードが出ていなかったので、杞憂に終わることを願うばかり。


門脇

引っ張りの意識を矯正するために逆方向を過剰に狙っているのか、逆方向への当たりが多い。今日もいいところ無しだったが、開幕には間に合わせるだろう。闇雲にアウトになっているのではない。引っ張りすぎて体が開く⇒逆方向に打って修正する⇒強い打球がでない(逆方向へのファールが多い)のが現在。OP戦序盤は良い内容だった。心配する段階ではないだろう。

オドーア

何度もいうが、ゾーン管理は悪くない。今日は強い打球も出ていた。リターンも含めたら、我慢に値する打者。現段階で、やいのやいの文句を垂れるのは間違いだろう。



ソフトバンクとの3試合は1勝2敗。正直、打線は12球団最強クラス。投手陣も仕上がりが早く、かなり手強い印象を受けた。シーズンさながらの試合展開で、いい調整になっただろう。その中でも結果を出した佐々木・泉口はかなり評価できる。他球団の主力も本気モードになる中、結果を出せる若手は期待できる。前者2人以外にも、萩尾や(昇格されれば)浅野には頑張ってもらいたい。

3/13 vsバンク 緊迫したナイスゲーム


菅野

直球は抜けが目立つが、球威自体は悪くない。逆球でもファールがとれていた。対近藤では、直球でドンドン押していけた。一方、変化球のキレはイマイチ。制球はいいが、厳しいコースでもヒットを打たれた。スライダーやフォークのキレを求めつつ、直球を更に活かすためにカーブの割合を増やしたい。

ラモス

直球の威力は折り紙つきも、変化球は投じず。カウント・空振りがとれる変化球がないと厳しいだろう。

メンデス

直球はスピードこそイマイチだが、痛打される場面はほとんどない。変化球を含めた制球は上々。リリーフを勧めるファンもいるが、個人的には絶対に先発。

無死13塁からの投球は見事。2球目の内角直球が絶妙で、外チェンジアップをフルスイングさせなかった。長打のない牧原に対しては一転、直球で押してゲッツー。実戦で力を発揮するタイプだろう。今年のキーマンだと、密かに期待している。

松原

ボール球を振らず、ゾーン内の球には積極的に打つ。好捕されたが、逆方向に強い打球も2つ。守備ではファインプレー。

梶谷

対応力の面では、チーム内でも秀でている。直球への反応は、今すぐにシーズンインしても問題ない。変化球を前捌きで捉えるのも好印象。本塁打を打ったのも納得の内容。代打で彼が出てくるのは相当嫌なはず。

ボールの見逃し方は悪くない。レフトではナイスプレー。

岡本

ファールを含め、直球の反応は○。変化球でも崩されず、前捌きで捉えられる。

坂本

直球に対しフルスイング。全く心配なし。

大城

菅野をナイスリード。相手打者の反応を踏まえた、良い配球だった。昨年あたりから、リードの成長が窺える。

オドーア

ストライクゾーンを積極的に振る姿勢は評価できる。スタイルの割に、意外とボール球は見極める。打ち損じが目立つが、スイング自体に粗はない。アジャストする可能性は十分にある。

門脇

引っ張り過ぎるのを防ぐため、逆方向への打撃を意識。現状を踏まえ、修正する意思が見られる。現時点でガタガタ吐かす輩もいるが、耳をかす必要は一切ない。

佐々木

追い込まれてから、変化球を捌いて3塁打。線で捉えるミート力、相手守備にミスがないのに3塁打を可能にする脚力は見事。

2打席目は内野安打。3塁ベース付近に土地を買っているのかも?

泉口

何度でもいうが、選球眼は一軍クラス。守備では大ファインプレー。

相当良い球を投げる岩井に対し、初見でヒット。初球・2球目の直球を見逃して0-2。秀逸なのはこの次。真ん中低めのフォークを打ちに行きながら見逃した。4球目の内角直球・5球目の初見カーブをファールで逃げる。インサイドアウトの軌道なので、内角の厳しい球にも対応できる。そして6球目、甘い変化球を綺麗に捉えてライトフェンス直撃。内容が素晴らしい。

山瀬

初球の外角直球を打たねばならない。死球のあと、当てるリスクのない外角直球の選択は、私で予想できた。ファールになってもいいから、思い切り振るのが大切。とはいえ、3-2から当てたのは良かった。ランエンドヒットだったので、空振りしたらゲッツー。最低限の仕事はこなした。

守備走塁を頑張ればいい。振り逃げの場面、全力で走らねばセーフにはならなかっただろう。一方、センター前で3塁に走ったのは反省する必要がある。ホームより先にアウトになったら、得点は認められなかった。

重信

初球のストレートを捉えてセンター前タイムリー。1軍昇格後、初打席で一発回答。彼がここまで生き残っている理由・プライドが滲み出た打席になった。絶対に1軍に必要な選手。

増田陸

エンドランでフライアウト。13塁には代打もいける右の代打が欲しいので、阿部監督も増田陸を昇格させたはず。今の所、即刻2軍でもいい。


残念ながら9回表途中で中継は終了。

非常に実りのある試合になった。守備面では8裏、無死1塁。連携ミスは反省点だが、OP戦で良かった。走塁面では前述の郡。打撃面では特出することはない。主力はいい調整をしているし、ルーキーも結果を出している。特に泉口には舌を巻く。吉川が上がってこない現状、泉口の開幕スタメンも現実味を増してきた。情けない吉川。

投手では収穫もあった。12球団屈指のソフトバンク打線に対し、ローテーション投手の菅野・メンデスは持ち味を発揮。菅野はイメージチェンジした直球が通用。一方、変化球のキレには課題を残した。メンデスにはいうことなし。タイミングを一球ごとにかえ、打者にフルスイングさせない。制球面ではいうことなし。本番になれば球全体に球威が乗ってくるだろう。

緊迫した試合、選手たちには良い調整となった。