大学生の巨人ファン

大学生であるブログ主が全力でジャイアンツを応援するブログ

一回りを終わって セリーグ全球団雑感

野壊の広島 14試合 5勝9敗

打線が非常に苦しい。長打を期待できる野手が皆無で、尚且つベテランが多い。新外国人も早々に故障。昨年からマクデビ西川(末包)が抜け、マイナス部分が大きすぎる。上がり目もない。
矢野や久保など活きのいい若手もいるが、菊池秋山野間のベテランが蓋をしている現状。長打も率もない彼らを起用するなら、まだ将来がある若手を起用するべきだろう。
先発はなんともいえない。特段強くも弱くはない。森下が復帰したので、今までよりはマシになるはず。中継ぎは昨年の疲労が色濃い。特に島内は本来の投球ではない。危惧した通り、勤続疲労がかなり気になる。
チーム状態が上がる気配もない。早くも停滞感が漂うカープ。苦しい現状。

兆しが見えるヤクルト 13試合 5勝7敗1分

中継ぎの炎上が気になるヤクルトだが、復調の兆しは見える。その一つが村上。四球は選べども長打が出ない村上を、高津監督はまさかの2番起用。これが見事にハマり、待望のホームランが飛び出した。
平均得点は(確か)リーグ1位。実績のある塩見・中村が復調すれば、打線は更に活発化する。
山田小川田口と大黒柱が離脱中のヤクルト。若手の内山澤井奥川らの故障も痛い。それでも広島とは違い、盛り返す力は秘めているだろう。

不気味な阪神 15試合 6勝8敗1分

明らかに低調な阪神。投打共に主力の離脱はないが、明らかに調子が悪い。その要因は中軸の不振に尽きるだろう。
前川が予想以上に打ち、近本中野ノイジーも一定の結果を出している。それでも、クリーンアップの森下大山サトテルが不振すぎる。木浪の不調も地味に痛い。打線の大幅組み換えも、岡田監督の苦悩の表れだろう。
だが裏を返せば、彼らが復調してくれば得点力は上がるはず。大山サトテルは実績持ちだし、森下も並の若手ではない。ただ、一番心配なのは大山。足の故障であれば、一度二軍に落とすのも手であろうが。。。
投手力は問題ナシ。村上大竹は昨年ほどではないが、青柳西が復調の気配。才木も力強い球を投げる。イトマサの不安定感はやや気になる。懸念された中継ぎも、桐敷岩崎ゲラは抜群の安定感。他のメンツも力のある投手ばかり。大崩れの心配はないだろう。
借金2ではあるが、慌てる心配はない。巨人サイドとしては、阪神が不調の内に是が非でも叩いておきたいが。。

オースティンの離脱が痛すぎる横浜 14試合 7勝7敗

開幕からの勢いはなくなった横浜。オースティンは案の定故障し、外野の度会関根も低調気味。井上石上らは勢いがあるが、佐野牧の不振は痛すぎる。
先発は予想以上に頑張っているが、今永バウアーの不在は間違いなく響いてくる。中継ぎも好調だが、ウェンデルケンの離脱は痛い。
筒香が戻ってくれば勢いが戻ってくる...とも限らない。守備走塁が終わってる上に、もうベテラン。日本で打てる保証もない。レフトでもファーストでも足かせになるのは間違いない。守れない走れない野手が増えてしまう。それなら、期待感のある井上梶原にレフトを務めさせるのが得策だと思う。が、横浜ファンの心情を考えれば、筒香獲得の見送りは絶対にできないだろう。秋山を獲得し若手の蓋になった広島の二の舞にならなければいいが。

大健闘の中日 14試合 8勝4敗2分

予想外の勝ちっぷりで、なんと1位の大躍進。超打低の今シーズン、中日の野球がかなりマッチしているように思える。細川中田の主軸に加え、セカンドで村松が好成績を残しているのも大きい。ファームでは高橋石川岡林も調整中。上がり目もあるといえるだろう。
不安なのが中継ぎ。登板過多の選手が目立ち、後半戦の影響が心配される。藤嶋の離脱も地味に痛い。
キーになるのは中田だろう。開幕前から言及していたが、彼は思ったより打つ。しかし、それ以上に守備走塁がきつく、シーズンを戦い抜く体力もない。彼が怪我すれば中日の得点力は大幅に落ちるし、離脱する可能性は相当高い。彼の穴をどのように埋めるか。ビシエドや中田、宇佐見などでカバーしたいところだろう。

若手の躍動が目立つ巨人 14試合 9勝5敗

中日横浜戦はやや苦しんだが、6連勝と状態を上げてきたジャイアンツ。投手陣の奮起もあるが、一番の要因は若手野手陣だろう。
内野の充実さとは逆に、手薄さが危惧されていた外野陣。秋広が不調で、オドーアが退団。開幕戦大活躍の梶谷も故障、丸も本来の姿ではない。浅野も結果を残せず、松原は相変わらず。非常に苦しいジャイアンツを救ったのは、若武者二人だった。
まずは佐々木。開幕一番起用も、直球に差し込まれるなど苦しい打席が続いた。それでも直近のカードでは走攻守で活躍するなど、プロの水に慣れつつある。彼の守備走塁は抜群。センターでハマってくれれば、これほど大きいことはない。
そして萩尾。キャンプからここまで一軍台頭を続けているが、思えば最も広角に近い選手だった。だが、持ち前のしぶとさで一軍に食らいつき、今ではトップバッターを務めるまでに成長。半速球打ちの天才で、直球への対応も改善されつつある。なにより最も成長したのが守備。範囲も球際もスローイングの精度も、去年とは比べ物にならない。かなり練習したのだろう。称賛に値する。
地味にオコエの活躍も大きい。持ち前の走塁センスに、思ったより範囲の広い守備。前捌きの打撃も魅力的。外のボールへの対応も悪くない。丸も流石に復調するだろうし、梶谷もそろそろ復帰するはず。浅野秋広も黙ってはいない。ただそれでも、外野手の外国人は獲得したほうがいいと思うが。。
123番が出塁し、45番で返す。45番が出れば、678番で返す。この形ができているうちは、ある程度の得点は期待できるだろう。


さて、ジャイアンツは明日から甲子園で3連戦。このカードはかなり重要。1勝2敗でもいいが、欲を言えば勝ち越し、2勝1敗。相手先発はかなり強力だが、こちらの先発も負けちゃいない。非常に楽しみ。少なくとも、去年までのような停滞さは、阿部巨人からは微塵も感じない。ならば、我々ファンのするべきことはただ一つ。声を枯らして応援するだけだ。

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