4/7 巨人3-0横浜 拙い運用
完封リレーも...
安定感のある礼様に、中川西舘大勢の勝ちパリレー。序盤のリードを活かし、横浜打線を封じ込めた。中川が復調気配のなのは好材料。大勢も打たれはしたが、点差を考えたら全力投球はしてないはず。問題はない。
ただ、礼のガス欠は気になる。4回以降から球威・キレが見るからに落ち、走者を出すシーンも目立った。それでも抑えたのは、相手の打ち損じに助けられたから。この先対戦を重ねれば、痛打されることも想定できる。できれば次かその次ぐらいに抹消し、疲労回復を図りたい。そのための先発8枚構想なのだが、残念ながら西舘は中継ぎ。メンデスも調整段階。現状の先発6枚の内一人が崩れた場合、候補に挙がるのは井上か横川。果たして彼らが9番手の実力なのか?西舘より上なのか?
西舘先発のほうがチーム力は向上する。先発は8枚で回せるし、間隔を空けられるので長いイニングも期待できる。7回の男がいなくなるが、余った若手先発や昨年獲得した中継ぎ勢を回せば補充は出来る。そのための近藤泉ケラーなのではないか。西舘を中継ぎに回し、代わりに投げる先発が井上横川では本末転倒だろう。
運用に疑問
9試合を消化し、坂本の途中交代は1試合のみ。それも、11回に代走を送られた際の交代。後は全てフル出場だ。疲労が溜まるのは想像に難くない。
今日のような試合では、終盤に交代させるぐらいの配慮は欲しい。8裏に1死1塁からヒットを放ったが、そこで代走を出すぐらいはたやすい筈。恐らく9表の守備を考慮したのだろう。だが、1点差ならともかく3点差。ビビる局面ではない。
また、何回かは忘れたが、今日は船迫とバルドナードがブルペンで肩を作っていた。バルドナードは確かチーム一の登板数だし、船迫も2連投中。勝ちパを投げさせるのだから、他の投手は準備させない。させるとしても、登板の少ないケラーや昇格の泉だろう。
緻密な采配とは程遠い。9試合を終わって4勝5敗だが、勝てた試合、采配で落とした試合はいくつかある。大事なのはこれから。采配によって勝てとはいわない。だが、選手の足を引っ張る運用は見たくない。