大学生の巨人ファン

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2/4 キャンプ4日目 カモをいかに作るか

1クール最終日。天候には恵まれないものの、けが人がいないことは一安心。去年は早々に伊織堀田がリタイア、中盤に井上、開幕直前に菅野が離脱。非常に苦しい投手陣になった。けがの防止が最重要課題。特に主力選手は、張り切りすぎないことが大切だ。エンジンはオープン戦までとっておいてほしい。

☆カモチームの重要性

私が崇拝する野球漫画、「ワンナウツ」では、カモチームの重要性を語っていた。

(このワンナウツという漫画、非常に面白い。高校野球などのトーナメント戦が人気の中、この漫画はリーグ戦の奥深さを教えてくれる。読んでない方は是非)
極論、全チームに勝ち越す必要はない。143試合戦い、最も勝率が高ければいいのだ。そのためには、相性の良いチームからどれだけ星を奪えるかが重要。さらに、苦手チームの負け星をいかに減らせるかが優勝へのポイントになる。

昨年のチーム別戦績

阪神 6勝18敗1分
広島 8勝17敗
横浜 14勝11敗
ヤク 17勝8敗
中日 15勝9敗1分
交流 11勝7敗
順位で勝るヤクルトと中日には圧巻で、貯金はなんと15。横浜と交流戦にも良好で、合わせた貯金は22。しかし、それを広島と阪神に全て吐き出した。この2チームだけで借金は21。まあ、ひどすぎる。
鍵になるのは広島戦になる。阪神とは地力の差があるため、今年も苦戦は間違いない。なんとか借金5ぐらいにしたい。だが、広島との戦力差はほぼない。このチームに貯金が創れるようになれば、勝率は劇的に改善するだろう。その上で、昨年同様にヤクルトと中日をカモにし、弱体化した横浜からも多くの星を奪う。交流戦も昨年と同じペースでいければ、優勝はみえてくるだろう。それでは、各チームへの対策を考えてみる。

中日

目標;貯金8(+2)
警戒選手;根尾、大野、中田
先発陣は、柳小笠原高橋に続く選手がカギ。いい球を投げる根尾がブレイクすれば面白い。あとは巨人キラーの大野が復活できるか。
野手は中田の加入が話題。打撃では予想以上に打つと思うが、それ以上に走れない守れない、ケガで試合に出られないと考える。野手陣は打てない上に守れない走れないメンツ。中田が30本打てば台風の目になるが、現実的には10本中盤だろう。
広いナゴドでの戦い方がポイントになる。一発攻勢では得点が望めないので、守備重視の布陣で守り勝ちたいところだろう。

ヤクルト

目標:貯金10(+1)
警戒選手;小澤、山野、オスナ、内山、塩見
投手陣は最大の課題のヤクルト。右打者が苦しんだ小澤は地味だが好投手。山野も巨人戦で好投した。彼らが先発の軸になれば...それでも、投手不足は解消されないだろう。
野手は、巨人に相性のいい選手が目立つ。とりわけオスナ、内山には手痛い一発を浴びた。内山が外野でレギュラーをとり、塩見が1年間稼働できればAクラスも見えてくる。
昨年から散々いってるが、このチームの最重要選手は塩見。1番に彼がいるだけで、戦績は大きく変わるだろう。だが、スペは治らない。4月に故障、チームは失速と予想する。

横浜

目標:貯金8(+5)

警戒選手;東、大貫、平良、オースティン
ここで貯金を稼ぎたいところ。昨年から大幅に弱体化した横浜。今永(バウアー)のイニングを埋めるのは難しく、目ぼしい若手投手も不在。東は脅威だが、負けは全て巨人戦。他球団と比べると、そこまで苦手ではない。大貫がのらりくらり一年間投げ、平良が二桁勝てば...しかし、実は野手陣もキツイ。牧が柱となり、山本も頭角を現しつつあるが、チームとしては相変わらず守備走塁がお粗末。ソトが抜けた一塁にオースティンがハマり、フル稼働できれば...そんなことは、天地がひっくり返ってもないだろう。
2年間(一応)優勝争いに絡んだ分、チームとして疲弊した感は否めない。若手は試せず、主力の衰えも目立つ。桑原と度会が打ちまくり、オースティンが怪我しない。不確定要素が多すぎる。バウアーが残留しなければ、最下位筆頭だろう。

広島

目標:貯金1(+10)
警戒選手;森下、床田、堂林、末包
巨人キラーの西川デビが退団、末包のひざ故障は本当に大きい。特に末包には手ひどくやられた。外野手のひざの怪我は致命傷になる。彼が打線にいないのはデカすぎる。
投手陣は九里床田森下大瀬良の4枚が軸。九里は素晴らしい選手。イニングをあれだけ稼いでくれる選手はありがたい。大瀬良がどれだけ戻ってくるか。復帰が遅れたり、肘の状態が芳しくなかったら、先発には苦しみそう。常廣は制球に苦労しそうなのが個人的見解。素材型で、即戦力としては疑問符がつく。
野手は末包がいない中、堂林が中軸を打つだろう。円熟味を増した打撃は隙が無く、成績以上に厄介な印象。ただ、主力の秋山菊池の衰えは顕著。マクブルームもデビッドソンも退団し、計算できる野手は少なくなった。
広島は中継ぎで苦労するだろう。特に登板が嵩んだ島内栗林の怪我が心配。昨年ほどの苦戦はしないはず。ただ、巨人の投手陣は広島に苦手意識を持つ選手が多い。新人の西舘や成長著しい赤星がカープキラーになれば、貯金5も現実的になる。

交流戦

目標:貯金4(+0)
阪神の前に交流戦を。DHに誰を置くか。基本的に、秋広丸オドーアの誰かが入るはず。交流戦は心配していない。普段通りの戦いで十分。

阪神

上記の貯金を合わせると「31」。阪神以外の118試合を75勝42敗1分、勝率.635ぐらいの計算。ちなみに、去年の阪神は85勝。つまり、阪神相手に10勝するだけでいい。よって、
目標:借金5(+7)
になる。よって、昨年より「25」多く勝つ必要がある。勿論、この計算は引き分けを考慮していないため、勝利数が大きく出てしまう。それでも、苦手チームの負け数を減らし、カモチームから大きく稼ぐのが優勝への近道ということは伝わったはずだ。それでは最後に、阪神の警戒選手を挙げよう。
警戒選手;才木、大竹、近本、森下
正直、警戒選手を挙げればキリがない。だが、村上イトマサに比べれば、才木大竹はまだ戦える。才木には秋広、大竹には坂本がキーとなるはず。近本には死球覚悟で攻めるしかない。森下の出塁は絶対に阻止。大山サトテルにチャンスで回れば、確実に得点されるはず。


確かに、阪神のほうが戦力的には上回っているだろう。だが、巨人の戦力も番狂わせを起こせる程度には補強した。あとは、選手ができる限りのことをするだけ。優勝を目指すに値する陣容だし、成し遂げてくれる選手たちだと思っている。頑張れジャイアンツ!!!

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