大学生の巨人ファン

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3/31 巨人0-5阪神 リスクを背負う覚悟

現地だったので細かいことはわかりません。申し訳ないです。


高橋礼の幻惑投球

序盤こそ球数が嵩んだが、中盤からはテンポのよい投球。直球にノビがあるので、ストライクゾーンでどんどん勝負できた。

今日の負けは残念。だが、最悪なのは高橋礼の炎上。6回を余力を持って0で封じたのは安心。

粘りのある阪神打線は、セリーグで最も厄介。今年の活躍を期待させる初登板だった。


粘りのある打線は好材料

完封負けではあったが、チャンスは多く作れた。制球に苦しむ才木に対し、四球をしっかり選んでプレッシャーをかけられた。

特に素晴らしかったのは吉川。私は打つと予想していたが、望外の3安打。この調子なら、上位打線を打たせても面白いだろう。


大城のバントには疑問符

チャンスで打てないのはしょうがない。勝負なので、打ち取られることは往々にしてある。満塁で凡退した岡本や佐々木、代打出場の梶谷を責める気は一切ない。

ただ、大城のバントには不満がある。6回無死1塁、6番大城。私ならヒッティング、カウント次第でエンドランだった。エンドランで転がせば、内野ゴロでも高確率で1死2塁になる。ヒットになれば無死13塁。一気にチャンスは拡大する。打たせてゲッツー、もしくはエンドランでライナーゲッツーでも私は責めない。勝負した結果だからだ。必要なリスクは背負わねばならない。それに併殺になっても、高橋礼は続投できる。打順が回らないからだ。

大城の2球バントミス→フライアウトは責められない。バントが得意とはいえ失敗することはある。それに、今日の打撃の調子は良かった。前の打席でヒット、この次の打席でもヒットを記録している。

バント自体を否定してるのではない。仮に無死2塁や無死12塁なら、(尚且つ一点を取るなら)バントは賛成。ただ、無死1塁からのバントは賛同できない。凡打で点にならないし、打つこと頼み。しかも1死からなので、2人しかチャレンジできない。それなら、無死からリスクを負ってチャンス拡大を目指してほしい。

仮にバントが成功していたら?それでも、私はあの場面のバントに反対だ。1死2塁となって打席には丸。今日は才木とは合っていなく、そこまで期待はできない。2死になったら8番吉川なら、次が投手なので歩かされる。代打を出しても、今度は好投の高橋礼を交代する必要がある。

6回裏無死1塁。ヘロヘロの才木に対し、巨人が取るべき作戦は一つしかない。678番の大城丸吉川で得点することだ。1死以内、3塁以上(例えば1死満塁)で9番なら代打梶谷は仕掛けやすい。凡打でも点が入るからだ。一方、今日の2死13塁ならそうはいかない。いくら2日前に本塁打を打っていても、1打席でヒットを打つのは困難。結局、大山の好守でチャンスは潰えた。8番までで点を取るなら、大城は絶対にヒッティングだった。


昨日と違い、岡田監督は先に動かなかった。才木を続投させることで、むしろ阿部監督を動かした。先に動いた方が負ける。勝負の醍醐味が随所に見られた3連戦だった。

長いシーズン、負けることは必ずある。それが今日だっただけ。阿部監督の初敗北を見れたのは、ある意味幸運だったかもしれない。これから先、何百勝も積み上げる名監督になるのだから。

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