<投手>

横川

4回無失点。140前半の直球、カット、フォーク、カーブ。直球で1、カットで2つ三振。
直球は走っていないが、変化球でカウントがとれるので誤魔化しがきく。右の内角に直球→カットで三振は秀逸。カットは空振り取れる。
カーブはいいアクセント。カウント球。フォークは空振りとれないか。sff気味にしてゴロを狙うか、もっと落ち幅を大きくしたい。
支配下は間違いなし。先発8番手ぐらいで使えそう。のらりくらりと5回2失点で計算できるかも。目標は谷間の先発で3勝。先発陣を厚くしてほしい。

鍵谷

ウォーカーの不味すぎる守備→中山のややもたついたプレーにより1失点。
ただ、直球は走っていなく、捉えられるしーんもあった。彼の枠に堀岡などが入ってこないと、リリーフ陣の新陳代謝は起こらない。

代木

危険球退場からの初マウンド。最速146キロ+カットボール。左には外角中心。しかし、内角をつかないと外の変化球も生きない。左の胸元を攻められるか？次回登板に注目。

戸田

WBCをみてたので確認できず。横川とのW支配下もあるかも。

山田

同じことの繰り返しになるので省略。最後の左へのインハイは良かった。

大江

2軍レベルには通用する球威か。シーズンに入ってもこのままだと、左の強打者(佐野、村上あたり)には痛打される。抑えるためには一にもニにも球威アップ。まだまだ信用できない。

<野手>

オコエ

3打席目では初球を左前適時打。
ストレートをセンター方向の意識で待てたから、甘い変化球をキッチリ引っ張れた。
開幕一軍は間違いない。

中山

逆方向にいい打球+3四球も、守備では不味いプレーを連発。
イレギュラー気味の打球を弾く(記録は失策)のはまだしも、森の打球を内野安打に。打球に入るまでが遅いし、取ってからもワンテンポ無駄がある。その後も何でもないゴロを取り損ねる。守備に安定感が出てこないと、一軍で起用するのは難しい。打撃でいいモノを持つだけに歯痒い。

門脇

今日はいいとこなし。守備では1エラー、打ってもチャンスで凡退。しかしながら、まだまだ一年目の選手。様々な経験を糧にしてもらいたい。

ウォーカー

草野球並みの守備を披露。打っても4タコ。
しかし、よっぽどのことがない限り、開幕スタメンは彼に任せるべきだと思う。

ブリンソン

2安打。左中間への二塁打は良かった。解説の清水のいうとおり、低めの変化球は意外とよく見る。率はある程度計算できるのか？

松田

以前も言及したが、まだまだ動ける印象。
故障の心配はさほどなさそうか。ベテラン勢の中では一歩リード。

増田陸

ハッスルプレーでアピール。3ボールから打ちに行くなら、それ相応の結果が求められる。いい当たりだけでは、中々首脳陣の評価は上がらない。

岸田

よかった。守備も安心して見てられるし、打撃でも一定のレベルはある。足もそこそこで、塁にいても邪魔にはならない。大城の休養日には、彼を使ってみても面白い。

岡田

打撃は急成長中。凡退した打席でも自分のスイングができている。しかし、一軍確約の立場ではない。萩尾やオコエといった外野控えの面々
に勝つには、長打力や脚力をアピールする必要がある。

萩尾

ヒットが出てホッとした。チャンスで併殺も、あたりは悪くない。多くのチャンスが与えられていることからも、首脳陣の期待値の高さが窺える。

鈴木大和

増田大輝でよくないか？

<感想>

中継ぎ陣は2日続けて無四球。先発陣も、非常に良いアピールを続けている。横川にある程度の目処が立ったのは大きい。堀岡横川戸田は開幕前に支配下登録が予想される。
野手陣も、若手や新戦力を中心にいい味を出している。走塁意識も高い。開幕が楽しみ。

横浜で気になったのは阪口、京山。一時期の宮國、今村に重なる印象。期待されながらも伸び悩んでいる両右腕は、今日も制球が定まらなかった。彼らが先発の5-8番手ぐらいで計算できれば、拾えるゲームも増えてくるはずだが。
先発の上茶谷も、直球に球威が感じられず。通用する変化球もカットのみ。2.3巡目には捉えられるだろう。

森の足はやはり脅威だ。守備に安定感が出てくれば、リーグ屈指のショートになる。今後が楽しみな若手である。