新球団の参入により、来季は二軍の試合数が10試合ほど増加する。実戦機会の増加の反面、ケガのリスクは上昇するだろう。球団は若手育成と同時に、負担の軽減が求められる。

二軍　投手

先発

高橋礼　森田　堀田　直江　横川　松井　井上　（京本）
彼らが二軍でイニングを稼ぎつつ、1軍での機会を窺う。1軍だと最初に中継ぎ起用、結果を出せば先発。高橋礼は唯一無二のフォームで初見殺し、森田は左右どちらでも内角をつける。松井・井上は短いイニングならより好結果が期待できる。前述の4人の1人が中継ぎに定着すれば、厚みも増すだろう。

中継ぎ

又木　田中千晴　今村　K鈴木　畠　高橋優貴　大江　平内　代木　山田　（吉村）（田村）
中継ぎは、先発以上に消耗のリスクが高い。ベテランの今村・K鈴木辺りが若手の負担を減らすとありがたい。二軍の先発は発展途上の選手が多く、早いイニングで降板することも多いはず。二軍でイニングを食うことは、昨年以上に大切な役目になる。

育成選手は先発だと京本、中継ぎだと吉村と田村。田村は時期尚早だが、昨年好成績の京本と、超変則の吉村には早期の支配下を期待したい。1軍となると、京本の役割は難しいが、吉村は左殺しと明確。十分戦力になりえる。彼らの期待は、キャンプ中にある程度まとめる。

1軍は左の中継ぎがやや手薄。森田横川井上又木がハマってほしい。

二軍　野手

捕手

山瀬　喜多　（大津）
一軍キャンプ入りした山瀬だが、現実的に考えると小林が3番手になる。山瀬は主戦捕手として、経験を積んで欲しい。大津はフェニックスで好成績、捕手と二遊間を守れ、足も速い。1軍の3番手におけばかなり有効活用できるが、実戦の機会は失う。今年は二軍で結果を出してほしい。将来、必ずチームに貢献してほしい。

内野手

湯浅（ウレーニャ）増田大輝　増田陸　菊田　（中田）（相澤）
二遊間は中山泉口湯浅で1軍の二遊間の控え、増田陸と菊田で13塁の控えを争うだろう。
増田陸には右の代打として期待。
外野手
萩尾　佐々木　松原　オコエ　（ティマ）　若林
浅野と岡田が1軍の中堅を争う。1軍の控えは梶谷長野重信丸がほぼ確定しているので、1軍で求められるのは守備力だろう。

こうしてまとめると、2軍の戦力は充実。中日のように、選手不足によるけが人の続出は防げるはず。さて、明日からいよいよキャンプイン。非常に楽しみだ。