2024　ジャイアンツ　投手陣予想

2024/01/30 20:28

今回は投手陣。まずは先発から。

先発

ランク付け

S（規定143イニング以上＆タイトル経験あり）
A（規定143以上）
B（110-143）
C（80-110）
D（50-80）
E(50以下)
まずは、昨年の投球イニングなどでランク付け。個人的に、先発で最も大切なのは投球回。長いペナントを戦う上で、イニングイーターは非常にありがたい選手である。
S
戸郷
24先発 2.38　12勝5敗　170回　WHIP1.06　QS率70.8％
A
山崎
23先発 2.72　10勝5敗　149回　WHIP0.97　QS率78.3％
B
グリフィン
20先発 2.75　6勝5敗　121回　WHIP1.07　QS率65.0％
C
メンデス
16先発 2.07　5勝5敗　87回　WHIP1.03　QS率56.3％
横川
16先発(救援4) 3.95　4勝8敗　84回1/3 WHIP1.22　QS率37.5％
D
菅野
14先発 3.36　4勝8敗　77回2/3 WHIP1.09　QS率57.1％
赤星
12先発 3.39　5勝5敗　69回　WHIP1.20　QS率58.3％

赤星はイニングこそ少ないものの、後半でエース級の成績。一方横川は、QS率や防御率は物足りない。バッシングされがちな菅野だが、WHIPやQS率はローテ級の数字である。
ここで序列を確認する。
戸郷>伊織>グリフィン>メンデス>赤星菅野>(西舘)>横川
西舘は10勝は軽くできる。怪我さえなければ、横川以外の7人になるだろう。

ローテーション　

週頭は戸郷と伊織で固定。ここは絶対に動かせない（戸郷は阪神ヤクルトに弱く、伊織は阪神に弱い）。報知のyoutubeでは開幕カードの阪神戦に戸郷と伊織をぶつけるという、馬鹿な予想をしていた。ほんとにしたらヤバい。各カードの2戦目はグリフィン・メンデスの助っ人左腕コンビ。5・6戦目に赤星と菅野が基本線だろう。
ここで重要なのが、交流戦までの日程。交流戦に入るときにローテは再編されるので、とりあえずの目標地点はここだろう。
今年の日程はやや変則的。開幕からＧＷまでの3・4月(-5/1)は10カード、29戦。ＧＷには9連戦。交流戦までの5/2-5/267カード、19戦。最後の2週は木も休養日で、5人で回せる。
最大の特徴は、対戦チームの偏り。金土日は阪神3、広島3、横浜2、ヤクルト1、中日0。
火水木は阪神1、広島0、横浜1、ヤクルト2、中日4。去年の1・2位である阪神・ヤクルトと火水木に大きく偏る中日が鍵。逆に、横浜ヤクルトはあまり気にしないでいい。
戸郷は金・伊織は火で固定。彼らに相性は関係ない。問題はグリメン。グリは広島だけに弱く、メンは広島ヤクルトに弱い。となると、力量差で決めるだろう。より優れたグリフィンを土、メンデスを水に。3戦目は、赤星と菅野・西舘で回しそう。菅野はヤクルト阪神広島に弱く、赤星は広島横浜に弱い。ルーキーの西舘と菅野は中日が多い木、赤星を日に。
金戸郷　土グリフィン　日赤星　　火伊織　水メンデス　木菅野/西舘
が理想。三本柱は戸郷伊織グリ。WHIPが超優秀な伊織と、SFFを習得から無双したグリは、ひょっとしたら戸郷より成績を残すかも。それでも、エースは戸郷だろう。詳しいことは個人ごとにまとめる。
はっきりいって、相当強いローテ。自分が見てきた中で、トップクラスに先発が揃っている。夏場までは西舘を含めた7人＋二軍先発→一軍中継ぎで結果を残した選手で回し、勝負の9月以降は西舘含む7人で勝負したい。先ほどのランクでいえば、Ｄ未満の選手はできるだけ出したくない。前述の6人はワンランク上がる見込みがあるし、西舘も相当やるだろう。