坂本の怪我が心配

5/16 巨人9-8ヤクルト　バッカじゃなかろかルンバ采配 - 大学生の巨人ファン
何度も言及していたが、最も恐れていたことが起きてしまった。坂本＆梶谷のベテラン12番コンビ。梶谷は登録抹消、坂本も下半身に違和感？やはり、ベテランを12番に置くのは怖い。負担がかなり大きい。特に、坂本はショート。疲労は計り知れない。坂本を下位打線におけるぐらい、吉川が奮起しないとダメ。
抹消されるほどなのか。個人的には、無理せず二軍に落とした方がいいと思う。ペナントレースはまだ長いし、幸いASまで試合数は少ない。勝負の夏場に向け、今は無理する時期ではない。

打線は九里から3得点

岡本が初回犠牲フライ。最低限をキッチリしてくれる4番は心強い。
吉川が追加点となるホームラン。甘く入ったボールを確実に捉えた。2死だっただけに、8番に1発は相手からしたらかなり痛い。
同点となった4回、岡本が勝ち越しアーチ。低めの変化球を確信弾。これぞ4番だろう。

痺れる好ゲーム　台無しにしたのは森浦

1点差と緊迫した好ゲーム。ぶち壊したのは、8回に投げた森浦。一人相撲で2失点。
岡本＆丸はよく見極めた。特に丸。1死満塁、カウント3－2。百戦錬磨の丸は、この場面でも冷静。全く動じなかった。（坂倉はなぜスライダーを投げさせたのか？変化球は全く制球できてなかった）その後、中田が3－0から犠飛。素晴らしい。取りに来る直球を素直に弾き返した。不調脱却のきっかけにしてほしい。

踏ん張った投手陣

井上は4回2失点。やはりストレートは素晴らしい。シュート回転せず、スピンの効いた失意のいい直球。右には内外どちらにも投げ分けた。一方、左の内角には投げ切れず。ここが課題になる。スライダー・チェンジアップ・カーブは悪くなかったが、変化球の割合が多い。もっと直球で押し込むべき。特に、デビットソンの配球は悔いが残る。散々指摘していたが、この打者は半速球が大好物なタイプ。なのに巨人バッテリーは、なぜか変化球でかわそうとする。この打席でも、スライダーが甘く入って痛打。もっと持ち味を生かしていい。
横川は堂々たるピッチング。自分のボールに自信を持っているようにみえた。菊地・中川は完璧。
問題は大勢。坂倉にHRを打たれたのはしょうがない。問題なのは、2点リード、2死1塁でVS松山。フルカウントになってから、3球連続で牽制。結果的にフォアボール。一番ダメ。走者を気にしすぎなのか、松山に投げにくいのかは分からない。だが、慣れないことはしなくていい。大勢は牽制で打者をじらすタイプではないし、走者を気にする場面でもない。もっと自分のボールを信じてほしい。ストライクゾーンに放れば、そうそう打たれる投手ではない。

9回2死からひと悶着

2死12塁で打者上本。何でもないセカンドゴロを、吉川がお手玉。2塁はアウトだが、微妙なタイミング。ここで門脇が4アウト目をとるために、サードへ送球。セーフ判定だが、岡本はアウトを確信。この門脇のプレーは素晴らしい。リクエストがある以上、4アウト目を取る姿勢は必要。吉川のトリックプレーもそうだが、今日のジャイアンツ守備には知性を感じた。
新井の采配は謎。松山を出すのは上本のところでしょ。結局左が弾切れしてゲームオーバー。菊地に任せるべき。それに、リクエストは謎のキレ顔。なんだったのでしょうか。

坂本の怪我は埋められる。門脇を8番にし、1番には吉川。シンプルにこれでいい。今こそチームを引っ張るときだぞ、吉川尚暉。今日のように強い打球を意識してほしい。四球はとりにいかなくていい。柄にないプレーはいらない。自分の個性を存分に発揮してほしい。