大学生の巨人ファン

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読売ジャイアンツ 残り試合の展望&優勝のためのキーマン

優勝ラインを80勝と仮定して...

65試合を終え、34勝31敗0分け、勝率は.523。優勝を80勝(勝率.560)と設定すると、残り78試合を46勝32敗、勝率.590で乗り切る必要がある。近年の優勝チームの勝ち数を見てみよう。
22年 ヤクルト 80勝(.576)
21年 ヤクルト 73勝(.584)
20年 巨人   67勝(.598)←120試合制
19年 巨人   77勝(.546)
状況としては、おそらく19年のようになる。この年は、勝率5割球団が4チーム。必然的に、1位の勝率は例年よりも低かった。今年のセリーグは、5・6位は抜けて弱い。よって、残り4球団が優勝、Aクラスを争うことになる。
不安なのが、巨人は引き分けが少ないこと。21年の阪神も、引き分け数がヤクルトより少なく、優勝を逃すことになった。ペナントレースで重要なのは、いかに負けないか。負け数を少なくすること(引き分けを多くする)が、優勝の隠れた要因になる。まあ、阪神の引き分けは2、横浜は1、広島は0。まだまだ考慮する段階ではないのかもしれない。

~AS(7/17)先発は6枚いらない 

実は日程的に、6連戦がある週はない。今週は3連戦、次週から6日に5つずつ。戸郷グリフィン伊織メンデス菅野横川。この6人の内、前3枚と若手の横川に休養を与えつつ、ASまで乗り切る作戦。背の圧が6枚揃っているのは、実は大きなアドバンテージだ。いくら3本柱が強くても、残りの3つが弱いなら勝率はイーブンになってしまう。17年を知る巨人ファンは、痛いほど理解できるだろう(菅野マイコラス田口)。阪神は、大竹村上才木イトマサの4本柱だが、残り2つが不安。横浜は今永東石田大貫平良バウアー。やはり、このチームは厄介。広島は九里大瀬良森下床田。広島阪神は4枚、横浜巨人は6枚出そろう。ただ、広島は残り2枚の候補が見えないが、阪神は青柳西勇と、一応の候補はいる。先発で苦しくなりそうなのはカープではないか?

後半戦(7/22~9/17) 勝負の夏場 6連戦が8週続く

AS明け、7/22・23で2連戦。その後、6連戦がなんと8週続く。この期間で最も大切なモノは何か。間違いなく先発、スターターである。夏場に先発陣が崩壊すると、優勝どころではない。大型連敗もあり得る。そのためには、絶対に6枚(できれば10枚)先発を揃えること。中5日などで間隔を詰めれば、いいパフォーマンスは見込めない。巨人ファンなら、21年に中5日を連発した結果、先発陣が崩壊した惨状は覚えているはず。
前述の6人に加え、赤星松井+怪我明けの井上なら、谷間であれば十分計算できる。もう一人は誰か。2年目の石田か、直江代木田中千晴などを先発で投げさせても面白い。先発陣が固まっていれば、大型連敗はしなくなる。夏場を乗り切るためには、絶対に欠かせない要素・それが先発である。
巨人にとって大きいのは、本拠地が東京ドームであること。夏場でも選手の疲労が軽減されることはもちろんだが、雨天中止が少なくのもメリットだ。他球団は9連戦など長期ロードが懸念されるが、ジャイアンツは恐らくないだろう。上位4球団の内、巨人だけが屋根付き。この利点を存分に生かしてほしい。

中継ぎ陣はパンクしないかが不安

怪我明けの中川、2年目の菊地。この2人に負担が集中しそうなのが不安だ。今の中継ぎ陣に
必要なのは、とにかく雑に扱える選手。大量リード時・敗戦処理・回跨ぎ、何でもござれ。ある意味汚れ役を担える選手は、今のブルペン陣にはいない。(去年なら今村)白羽の矢が立ちそうなのは、育成の高木京介。どんだけ雑に扱っても大丈夫な選手がいれば、他の選手の疲労軽減に繋がる。ちなみに、高木京介の2軍防御率は1.47。そろそろ昇格してもいい頃合い。
また、百戦錬磨の鍵谷、昨年経験を積んだ平内が状態を上げてほしい。鍬原トヨキン今村は、せめて敗戦処理はできてくれ。高橋堀岡はもういいです。
誰か一人が登板過多になるのだけは避けてほしい。まあ、リリーフ登板ランキングでは、巨人の選手はあまり入ってない(3位の高梨に次ぐのは13位の大勢)。投手コーチ・監督が配慮してくれてるはずだ。

野手陣の心配はない(と思いたい)

守備は最強、得点力もリーグ2位。若手中堅ベテラン助っ人外様が入り混じった、バランスのよい布陣。
捕手は、大城が押しも押されぬ正捕手。岸田も2番手なら優秀な部類。小林も守備だけなら悪くない。2軍で山瀬も控えている。
内野では、中田吉川岡本坂本がレギュラー。この4人は外せる選手ではない。門脇中山の台頭により、吉川も安泰ではなくなった。13塁の控えとしては、増田陸あたりが面白い。
様々なバリエーションが見込める外野。現状は秋広丸梶谷だ。オコエ重信は、控えとしては申し分ないし、ウォーカーの打力はクリーンアップ級。二軍にはパルプンテ・ブリンソン、期待の若手コンビ、萩尾岡田が控える。まあ、萩尾と岡田は二軍で経験を積むべき。一軍の主力級が怪我or不調の時のみ、1軍昇格&即レギュラーでいい。下手にベンチで漬けてしまうと成長の機会を奪ってしまう。ベンチにいるのは中堅組の若林&松原で十分。
心配なのは坂本&梶谷。今の12番コンビだが、共にベテラン。万が一怪我をしたら、チームにとって大きなマイナス。坂本の休みをもっと増やしてほしい。1週間に1試合ぐらいなら門脇・中山でもこなせるはず。

キーマンは秋広&メンデス

秋広は3番。最近はやや調子を落としているが、彼なら結果を残してくれるはず。自分の後ろは岡本。気負いすぎず、自分のバッティングをしてほしい。
メンデスには、獅子奮迅の活躍を期待。最も「跳ねる」可能性のあるのは、このメンデスだと思う。そのためには、怪我をしないこと。コンディションは春先よりいいはず。4番手として、勝ち星を荒稼ぎしてほしい。

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