2/11 紅白戦 感想
投手
白組
西舘
直球の走りが良かった一方、甘い変化球が多かった。とはいえ、順調に階段を登っている。
又木
直球のノビは抜群。右にスライダー、左にチェンジアップが投げられれば、的が絞りにくくなる。
堀田
やはり2軍レベル。直球も大したことないし、変化球もキレがない。
回を跨いだ後は直球主体。だが、自信は持ってほしくない。2軍では力で捩じ伏せても、一軍では痛打される。彼に必要なのは、直球並みに勝負できる変化球。これがないと、間違いなく頭打ちになる。
泉
無難に抑える。抜群の成績はだせずとも、便利屋としては計算できそう。
高橋
直球のノビは全く感じない。変化球が良くなっても、直球がこれでは2軍でも抑えられないだろう。
平内
論外。ストライクも入らない。
田中千晴
指にかかった直球はいいが、その割合が少ない。
紅組
松井
変化球の投げミスが目立つも、あまり心配してない。調整してくれれば、1軍の戦力になるだろう。
山田
直球のノビ以上に、変化球でカウントがとれたのがよかった。カーブやスライダーでいつでもストライクがとれれば、一軍でも投球機会は得られるはず。
直江
ピンチは迎えたが、直球・変化球共に悪くなかった。とはいえ、似たタイプの選手が多く加入しただけに、この時期のアピールは必須。次は好結果が求められる。
畠
直球は150キロ以上。この投球が継続できても、一軍確約ができないのが投手陣の成長を感じる。球はいいので、あとはケガだけ。
ルシアーノ
直球は威力があるも、変化球はぬるい。
伊藤
ノビがない直球にぬるい変化球。
大江
直球は威力がないし、変化球はぬるい。牽制では悪送球。松原に四球では話にならない。
京本
フォークの精度が高まれば、支配下も確実。直球の成長度は予想外。試合前のコメントも含め、自信に満ち溢れている気がする。首をよく振るなど強気な姿勢も見せた。マウンド捌きもよく、非常にピッチャー向きな選手だろう。
野手
紅組
8オコエ
ヒット性の打球にバントも一つ。ただ、オコエは守備(特に肩)が不安。相当打たないと、一軍では生き残れない。
7重信
目立たなかった。
→鈴木
1死3塁で投ゴロはマイナス評価。とはいえ、ヒットと盗塁で高評価。
3若林
佐々木と交錯し負傷交代。ただ自分で歩けてたので、そこまで心配していない。チームに絶対に必要な選手。
→ウレーニャ
チャンスで浅いフライは低評価。
8岡田
チャンスで外角の直球を撫でてショートゴロ。残念。外のストレートでもフルスイングできるのが彼の魅力。期待している選手なので頑張ってほしい。
2大城
又木に対し、追い込まれてから外角直球を狙い打ち。流石のバッティング。
→喜多
目立たず。
4増田陸
2本のヒット性の打球は高評価。ヘッドの走りは一軍レベル。ただ、高めのボール球に手を出し空振り三振と2度の送球ミスは低評価。右の代打で一軍で生き残るには、とにかく喰らいつく必要がある。あの送球を見ると、1軍のセカンドは任せられない。
最後のヒットは素晴らしい。バットの抜けがやはりいい。
5ティマ
こちらも期待している選手。崩されながらも右方向に大きなファールを打ったのは才能を感じた。最終打席では完璧なクリーンヒット。守備では鉄砲肩を披露。好走塁で二塁から生還。とはいえ、攻守に荒削り感は否めない。
6増田大輝
ヒット性の打球は高評価。
6中田
堀田からヒット→好走塁で二塁に。守備も無難にこなし、7回ではファインプレー。2軍のショートでは一番手。今年はファームで経験を積んで欲しい。
白組
6門脇
全く心配していない。
→4湯浅
チャンスで浅いフライはマイナスも、マルチヒットは高評価。
4吉川
目立たず。現段階でどうのこうの論ずる選手ではない。
→7松原
チャンスで浅いフライは低評価。2四球も、大してプラス評価ではない。
7回の1死13塁、同点で1塁走者。ここで初球で走って盗塁死か。。。これも大マイナス。
最後の増田陸のレフトも松原。。。酷すぎる。
7→3秋広
マルチヒットがでて一安心。満塁でゲッツーも、1-0からの積極的な姿勢は評価したい。シングルに不満を持つファンもいるが、彼はヒットを重ねて調子を上げる選手。順調に階段を登っているだろう。
3岡本
守備で好捕。
8佐々木
直球に刺され、変化球はタイミングが合わず。守備では捕球ミスと、緩慢な動きでシングルをツーベースに。かなり低評価。
2岸田
目立たず。
9萩尾
打撃では目立たずも、守備は好捕が2つ。送球もよかった。まずはライトを安定して守れる守備力が求められる。
6泉口
守備は無難にこなす。打撃は安打が一つ。佐々木より打撃の形はいい。
5中山
バントヒットは見事も、守備ではミスが2つ。サードもまともに守れないなら、1軍の控えは泉口に明け渡すことになるだろう。
総評
投手で高評価は山田・畠。山田は直球が素晴らしく、課題の変化球でもカウントがとれた。次の登板でも同じ球が投げられれば、十分チャンスは巡ってくる。畠はコンディションだけだろう。京本もよかった。この投球が継続できれば、支配下は期待できる。
西舘・又木・泉・松井は無難にこなした印象。
大江・直江はやや厳しい。
平内・高橋は論外。
野手では秋広が光った。選球眼もよく、好球必打を心掛けた打撃。湯浅も内野控え争いに名乗りをあげた。岡田もスイングは悪くない。萩尾も守備は成長を感じた。増田陸の打撃は見事。一軍でも通用するアプローチだった。
育成ではティマ・中田が高評価。打撃だけでなくティマは走塁、中田は走守でアピールできた。将来に可能性を感じる選手。
中山の守備は酷かった。ウレーニャ・松原・佐々木は論外。期待してない前者2人はともかく、ドラ3の佐々木は残念。打撃はノーチャンス、守備では実質エラーと話にならない。センターでは右なら浅野、左なら岡田に期待したい。