大学生の巨人ファン

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5/20 巨人6-2中日 投打で圧倒‼ついに借金返済‼

素晴らしい試合。投打で圧倒し、借金完済を成し遂げた。

グリフィン→中川→鈴木→高梨の無四球リレー

6回2失点のグリフィン。球数は嵩んだものの、しっかりとゲームを作った。ツーシームがキレキレで、左打者はノーチャンス。球威もあり、受け身になることなく投球できた。
ややカウントを稼ぐのに苦労したか。カーブで簡単にストライクがとれれば、よりハイレベルのピッチングが期待できる。
復帰2登板めとなった中川。前回より安定していたか。右打者3人に対し、ストライク先行で打ち取った。ただ、空振りが中々奪えないのが気がかり。1点差ではまだ怖いか。勝負の夏に向け、楽なシチュエーションから状態を上げてほしい。
K-鈴木こと、鈴木康平。球速は、想像よりはるか上だった。常に150越え、最速は155?
ストライクゾーンで適度に暴れており、打者は狙いが絞りづらい。一方で、変化球は厳しい。フォークは1球のみだが、かなり抜けていた。何回か投げたスライダーは、良いところにいっても簡単に見逃されていた。今日は直球でカウントがとれていたのでよかったが、ボール先行になると苦しくなるだろう。だが、いいモノをもっているのは確か。若い選手の登板過多を防ぐためにも、様々な状況で腕を振ってもらいたい。
高梨も抑え、見事な無四球リレー。中日打線を寄せ付けず。故障から復帰の平内中川に加え、新加入の鈴木。中継ぎ陣の層は厚くなりつつある。だが、不安もあるのも事実。今はとにかく人数が欲しい。そこで、野手を1人減らし、中継ぎを新たに1人増やすのはどうだろうか。今日の控え外野手は、長野梶谷ブリンソン重信の4人。ダブつき感がある。例えば長野を2軍に落とし、代わりに鍬原や今村、育成だが高木京介を上げてみたらどうか。ビハインドで雑に使える選手をあげることで、接戦時起用の選手の負担を減らせる。ヤクルトなどは、リリーフを多めに登録している。なるべく多くの選手を使い、疲労を分散したい。

好調G打線は6得点

スタメンには疑問符。秋広門脇スタメンはいいが、ウォーカースタメンはない。守備に不安があるだけでなく、丸をセンター、秋広を不慣れなライトに移動させるのはキツイ。しかも、代打ウォーカーのカードもなくなる。ブリンソンがやや不調ということで、打力のあるウォーカーを起用したのだろう。だが、隙が生まれるオーダーは好ましくはない。
打線は2回、1死から大城ヒット→秋広のコースヒットで大城が好走塁、3塁へ。これが非常に大きかった。今季の大城は攻守だけでなく、走塁でも頑張っている。確かに足は超遅いが、意識の向上が窺える。WBCを経て、意識の大切さに気付いたのかもしれない。
1死13塁でウォーカー。3塁にすすんだことで、比較的楽に打席に入れた。強い打球がショートを襲い、エラーを誘って先制。甘い球をはじき返した、素直なナイスバッティング。
3回、先頭の吉川が2ベース。追い込まれてからの外の変化球。引っかけることなく、逆方向に強い打球。今の巨人打線を牽引しているのは、間違いなく吉川尚暉。このまま好調を維持してほしい。
だが、続く坂丸コンビは倒れ、2死2塁で岡本。外角直球をセンターにはじき返し、吉川が生還、2点目ゲット。2・3番のミスを取り返す、4番らしい打撃。一方、木下のリードは安直だったかもしれない。直球を選択するなら、詰まりやすい内角だった。距離がとりやすい外のストレートは、逆方向への意識があった岡本には絶好のボールといえよう。
5回には上位打線でチャンスメイクし、2死満塁で大城。初球、外の直球、ボール要求が内に入ってストライク。この時点で捕手の木下は、小笠原がストライクを欲しがっていると察知すべきだった。満塁の場面、投手心理からすれば、カウントは悪くしたくない。だからこそ、ストライクゾーンでいかにタイミングをずらすかが大事だ。0-1からの二球目、外に逃げるスライダーか、ファウルがとれるナックルカーブを投げるべき。例え外れても、次の直球は緩急が効いてて痛打されにくいはずだ。だが、要求したのはまたもボール気味の外直球。カウントを取りに投げ急いだ小笠原。ボールは高めに浮き、グランドスラム。1球目より甘い、同じ球種。大城にとっては、お誂え向きの激甘ボールだった。


石川に2ランを浴びたものの、終始巨人ペースで6-2。例え満塁ホームランがなくても、巨人は勝っていただろう。というのも、今日の中日は、リードされてから明らかに士気が下がっていた。投手の小笠原は明らかにイラついていたし、内野手の若手たちはガチガチ。守備でリズムを作れなければ、攻撃にも影響が出てしまう。
それにしても、ショートの龍空は大穴だ。守備は強打に遠く及ばず、打撃は2軍でも通用しないレベル。今日だって、先頭の木下が出塁しても、簡単に三振。せめて進塁打であったり、走者を入れ替えられれば、小笠原もバントがしやすかっただろう。まあ、龍空だけでなく、今日の中日は進塁打が打てなかった。点が取れない現状、「自分が決めなければ」という思いが空回りしていると感じる。例えば、無死2塁の場面。逆方向に打って、最低でも進塁打でいい。後ろの打者が何とかしてくれる。そのような意識がどうも希薄だと思う。


どうあれ、これで4連勝。明日は松井颯vs高橋。プロ初登板・初先発のルーキー松井。自分の持ち味、直球を存分に投げ込んで欲しい。高橋から何点とれるか。最低2点、できれば3点。今の打線なら、それぐらいは期待できる。ただ、ウォーカースタメンはNG。ブリンソンをセンターに据えないと、守備で不安が残る。貯金生活に向け、頑張れジャイアンツ!

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