5回2失点で踏ん張った横川

序盤から落ち着いたピッチング。変化球・直球ともに低めに集め、カウントを有利に組み立てられた。しかし、4回から少し高めに。サンタナには、高めに入ったストレートで一発を打たれた。それでも、ゴロを打たせながら後続を断つ。打順の巡りで5回で交代となった。6回は1番から。原もよく決断したと思う。
いやー、それにしても長かった。2度の育成落ちを経験も、這い上がってきた。ピッチャーとして、一皮も二皮も剥けた印象のある横川。今回は変化球主体のピッチングだったが、次回は直球の割合をもっと増やしてほしい。直球で押すことで、得意の変化球ももっと活きてくるはずだ。

3年前の悪夢を晴らした　トヨキン

6回、1番から。マウンドにはトヨキン。横川トヨキンの継投。横川の初勝利&坂本の2000本の試合の悪夢を、否が応でも思い出す。
ただ、今日は完璧な投球。難しいイニングだったが、役割をキッチリ果たした。
怪我の影響で、昨年は登板なし。支配下復帰した今年は、21年以上の安定感を披露。確実に戦力になっている。3年前の“事件”で、グチグチいってくるファンは多い。しかし、それはもう終わったこと。これからも、チームに貢献する投球を期待したい。

またも足を引っ張られた　直江

ホームランは別にいい。5点差の場面、走者を溜めるのがマズイ。ソロなら全く問題ない。
1死後、坂本が送球ミス。バックが足を引っ張ってどうする。。。おそらく昨日のリベンジとしてマウンドに上がっただろう直江。若武者を助けてやれよ。。その後は踏ん張った直江。よく1失点で耐え抜いた。

吉村を完全攻略

ホームラン3発と、完全に打ち崩した。吉村は変化球が高く、直球もイマイチ走っていない。
試合展開的には、大城の一発がデカかった。2死1塁からの2ランで、試合の主導権を獲得。
それにしても、大城は絶好調。本塁打もそうだが、続くレフト方向の2安打が素晴らしい。体が前に突っ込むことなく、ボールを呼びこめている。下位打線で鍵を握るのは大城。引き続き、勝負所での一発を期待。

秋広もアピール成功

タイムリーに逆方向へのヒット、オマケに犠牲フライと文句なしの活躍。評価したいのは、6回無死23塁、3-0から積極的に打ちにいったこと。昨日と同じような場面では、やや消極的な打席に映った。その反省を踏まえた今日。しっかりと整理して打席に入れた。
それにしても、秋広はいい。選球眼は悪くなく、自分の間合いで打てている。大きな期待を背負っている背番号55。暫くはレフトで固定してほしい。

4点差ではあるが、直江→千晴→大勢と勝ちパターンを起用。明日は休みなので、良い采配だったと思う。

それにしても、福留とアナウンサーは鼻についた。アナはオコエとブリンソンをよく間違えていたし、ヤクルト贔屓がイライラする。
福留の解説は低俗。WBCでもそうだったが、居酒屋解説は求めてない。こんなに頭の悪い人だとは思わなかった。一方、鳥谷の解説はgood。理路整然で、聞きやすい解説を終始徹底していた。
さて、ジャイアンツは20試合を終えて8勝12敗と借金4。とにかく借金返済を目標に。そのためには、一にも二にも先発投手。戸郷とグリフィンに伊織が加わり、計算できる投手は3人。後1人いれば、ある程度目処は立ってくる。横川の成長に大きく期待したい。今年は8勝。十分射程圏内の目標だと思う。