大学生の巨人ファン

大学生であるブログ主が全力でジャイアンツを応援するブログ

若林晃弘という男。



トレードから一夜。ジャイ球場で別れを告げた若様は、いよいよ北海道へ旅立つことになる。寂しいが、区切りをつけなければならないだろう。今回は、若林の思い出などを書き連ねていく。(思うままに書いてあるので、ぐちゃぐちゃです。すみません)

2019 交流戦で大ブレイク

19年、吉川が開幕早々にリタイア。その危機を救ったのが、山本であり俊太であり、そしてこの若林だろう。打ちに打ちまくり、交流戦上位進出に貢献。今永からもHRを打つなど、意外性のあるパンチ力、高い盗塁技術にたぐいまれなユーティリティ性で優勝の一因になった。この年は93年組が大活躍。栄光の1年となった。
増田大輝とのコンビで生んだサヨナラ打には感動した。若様がロドリゲスから粘って四球→盗塁→増田バントでサヨナラ勝ち。今永からのHRも痺れた。優勝決定戦、9回2死1塁から四球を選んだのも若様。何も見ずとも、ここまで浮かんでくる。

2021 開幕スタメンも...

OP戦でアピールし、開幕スタメンを奪取。一皮むけた打撃でチームに貢献。これから若様ロードが始まると思いきや、挫折はすぐそこに。コロナによる抹消から調子を崩し、春先の調子は遥か彼方へ。チームも失速。風当たりが厳しくなった一年。
三嶋から打った勝ち越し弾、石山からの同点打も見事。この年は終盤に強く、ファンからは終盤の若林と異名が。
一方、甲子園では致命的な失策を犯し、1位から転落。激動の一年に。。

2022~2023 度重なる故障 そして… 

22年には手首、23年には足の怪我で1軍帯同できず。手首の怪我でリストの効いた打撃ができず、足の故障でかつての盗塁技術は潰えた。内野では門脇中山泉口、外野では秋広浅野が台頭。たった2年ほどで、彼の居場所はなくなってしまった。this is プロ野球。
22年、開幕カードでの勝ち越しツーベースは痺れた。だが、本来の打撃はなくなり、ファンとしてはヤキモキする年に。


2024年、ついにトレード 新天地へ

紅白戦では佐々木と衝突。一軍でみたのはこれが最後だった。ユーティリティ性を買われ、日本ハムにトレード。正直、このままチームに残っても、リリース対象だったのは間違いない。必要とされるチームがあったこと。これは当たり前のことではない。


正直な思い

ドングリーズと揶揄され、ヘイト枠だった若林。二遊間では拙い動きに不味いエラー。原辰徳の贔屓起用。アンチが多かったし、悲しい思いも多くしただろう。でも、それ以上に、応援してくれたファンもいたことも忘れないでほしい。僕もそのひとりだ。どこでも守れるが、守れるとはいってない。器用なのに不器用な若様が、途轍もなく愛おしかった。
正直、若様のジャイアンツユニフォームを2度と見れないのは悲しい。ほんとうに辛い。東京ドームでホームランを打つ姿。代走であっさり盗塁をし、二遊間でちゃっかりエラー。そのすべてが愛おしかった。
でも、後悔はいっさいしてない。推しは推せるときに推せ。誰がいったかは忘れたが、とてもいい言葉だ。プロ野球は厳しい世界。昨日あった席が、明日もあるなんて限らない。だからこそ、その瞬間に全力で応援する。若林の一挙手一投足に、僕は声を張り上げ続けた。後悔なんて、あろうはずがない。


若林晃弘という男

甘いマスクに優しい心。チームに必要不可欠だった彼は、北海道に旅立つ。この数年、僕を虜にした男。でも、何も引退するわけじゃない。これが第二のスタートだ。若様は日本ハムでも、チームに必要な選手となるだろう。レギュラーだってとるかもしれない。日本シリーズで会えるかもしれない。またジャイアンツに戻ってくるかもしれない。だから、まだ終わりじゃない。サヨナラなんていわずに、笑顔で送り出さなきゃいけない。辛いけど、寂しいけど、悲しいけど。区切りをつけなくちゃいけない。
頑張れ、若様!

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