3/9 vsオリ ルーキーが躍動
グリフィン
1回は不運なヒットが多かった。内容は上々。左に直球とツーシーム、右に直球とカットで内角を突けている。カウント球のカーブ、決め球のスプリットも有効。
2回は初球のストレートを連打。OP戦なのでいいが、入りには気をつけてほしい。カーブが抜ける、厳しい判定にイラつくシーンも急増。
3回もポテンヒットがあったが、冷静にその後を締めた。
西舘
直球・カット・カーブを中心に投球。前回登板より段違いに良い。これにフォークが加われば、さらにクオリティの高い投球が期待できる。
松原
選球眼は上々。甘いストライクは積極的に仕掛けつつ、追い込まれても粘りが見える。
泉口
選球眼は並のルーキーではない。それでいて、直球にも強いスイングが仕掛けられる。
丸
半速球を前捌きでライトにクリーンヒット。
岡本
ボール球の見極めには問題なし。
坂本
併殺にはなったが、内角直球の捌きはさすが。
オドーア
選球眼・スイングの鋭さは想像以上。1打席目はインローを前捌きでヒット。スイングスピードが速いので、並の選手より選球できる時間がとれる印象。2打席目の外角直球にも手が届く。
大城
ガンケルタイプの投手は大好物。シュート回転する直球を完璧に捉え超特大ホームラン。ベンチスタートの機会が多く心配していたが、一安心。
萩尾
代打で2点タイムリー。非常に内容の濃い打席
。初球、ゾーンのフォークを引っ張ってフライファール。2球目の真ん中低めから落ちるフォーを見逃しボール、インロー直球を見逃しボール。2-1となり、甘い直球をセンター前ヒット。
阿部のような直球フォークのツーピッチ投手と対決する際、大切なのは目つけ。どの高さからから上は振るのか、下は振らないのかを設定するのが大事。この打席では、ストライクゾーンを3分割し、低めは振らないと決めたのだろう。意図が見えた、素晴らしい内容だった。