9/3 巨人5-3ヤクルト 宝石のような泉口
1回に一挙4得点、投手陣も踏ん張って連勝。ただ、岡本の状態が心配。痛みがあるうちは2軍の方がいい。吉川然り、優勝が望めないシーズンで主力が無理する姿はみたくない。
まあ、泉口に尽きる。初回、無死12塁で2点タイムリー3塁打。何度いったか分からないが、彼はアプローチが優秀すぎる。丸→若林と連続四球。普通なら四球がよぎり、待球する場面。または、後ろが岡本なので、最低でも3塁に走者を置くために、一二塁間にゴロで引っ張りにいってもおかしくない。
ただ、泉口は並の打者ではない。初球の外角直球をレフト方向にファール。初球のゾーン内直球を振りにいけたこと、無理に進塁打を狙わないこと(自分に縛りをかけていない)。このアプローチは主軸でも中々できない。2球目の浮いた内角変化球を、上手く腕を畳みながら右中間へ。1球目に手を出していたからこそ、しっかりタイミングがあった。泉口はバットを短く持っている割に、非常に打球が走る。Hard%も昨年より向上しているらしい。努力の賜物だが、本番でそれが発揮できるのが凄まじい。
以前、岡本が復帰したことで他の選手はラクに振れるようになると書いた気がする。「自分が決める」でなく、「岡本に回せばいい」と責任をぶん投げることで、ガチガチにならずに済む。実際、岡本が戻ってからは、陰鬱とした空気は流れていない。
だが、泉口は他の打者とは別のステージで戦っている。後ろに岡本がいても責任放棄せず、自分で決める意思を持つ泉口。岡本がいてもいなくても、そのスタンスは全く変わっていない。成績も勿論素晴らしいが、その姿勢に惚れ惚れしてしまう。本当の意味での主軸、中心選手になってきた。
投手野手問わず、今年一番頑張ったのは間違いなく泉口。それはWARなどの指標だけでなく、姿勢・アプローチも含めてだ。昨シーズン控えだった大社2年目が、今年は日本一のショートになるなんて、一体だれが想像した?確かに昨年からアプローチの良さに触れていたが、ここまで化けるとは。
今日の試合を終え、打率・出塁率ともにトップとなった泉口。最多安打さえ狙える位置についた。まあ、率関係が絡んでいる以上、積み上げの安打まで狙うのは欲張りすぎ。一ついえるのは、打率や出塁率関係は逃げ切り優位、ということだ。一度トップにたってしまえば、出場せずにライバルが落ちるのをまてばいい。打率も出塁率も、上げるほうが下げるよりよっぽど難しい。打率の中野は落ち気味、出塁率の大山も固め打ちするタイプではない。どちらも好成績の小園は不気味だが、幸い広島とはあと6試合残っている。出塁率がある以上敬遠するわけにはいかないが、巨人投手陣は全力で抑えにかかるはず。最悪死球もやむなしで、内角にガンガンいってくれるだろう。
ここまでチームに貢献した泉口。最後はチーム総出でタイトルを取らせたい。欠場してでも、相手選手に死球を喰らわせようと、率が低かろうと、タイトルをとったことには変わりない。タイトルとは巡り合わせ。チャンスは一度か二度だろう。掴みかけているこのチャンス、逃すわけにはいかない。ここまできたら。。。本当に頑張ってほしい。
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。