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2/3 巨人キャンプ 秋広優人の進化


【春季キャンプ】パワーアップした秋広フリー打撃【巨人】
今日の打撃練習。是非見てほしいです。

秋広優人

YouTubeで確認。昨年、二軍でタイトル(最多安打)を獲得し、土台を確立した。
しかし肝心のバッティングは、力が上手く伝えきれていない、
どこかぎこちない印象があった。
具体的に述べると、腕を過度に畳みすぎたり、両手でフォロースルーをしていた。
その結果2mを超える身長を使いこなせず、窮屈なバッティングが目立った。
そして今回の打撃練習。一言でいうと、かなりスムーズになった。
つまり、自分の力をそのまま球にぶつけられていたように感じた。
元々持っているパワーは随一。ついに開花するか?

どこがよくなった?

・トップ

昨年のフェニックスリーグ終盤、秋広優人はホームランを量産していた。
そのころから秋広のフォームにあったガチャガチャ感、ぎこちなさはなくなりつつあった。


そして今キャンプ。非常にスムーズな打撃フォームとなった。
今までは長すぎる腕を無理やり畳むようにインコースを打っていたが、今回は自然とバットが出ていた。その要因は、やはりトップの位置ではないか。
昨年、高橋由伸に酷評されていたトップの形。
これをオフシーズンで自分に合った形を見つけたと思われる。
その結果、バットが最短距離で出ることができ、自分のポイントで球をとらえられた。
打球には角度がつき、ゴロはほとんどなかった。

・フォロースルー

全て片手で統一されていた。個人的に、こちらのほうが好みである。
片手でフォロースルーをとることで、インパクト後のバットの軌道がスムーズになる。
秋広にも、それが感じられた。
つまり、トップ(最初)とフォロースルー(最後)を固めることで、自らの打撃を確立したように感じられる。彼のたゆまぬ努力であるが、それに貢献したのは間違いなく中田翔だろう。彼と共に行った食トレという名の肉体改造。その結果、秋広の頑丈な肉体を作り上げた。1・2年目の二軍シーズンを完走した秋広。超高出力に耐えうる体を完成させたのも将来に期待できる。

一軍で見たい!得意なコース、苦手なコース

内角の球をフルパワーで、バンテリンドーム並みに広いサンマリンスタジアム右翼席にぶちこんだ。これを見て、私は一軍でもある程度やれそうだと感じた。
今まではインコースを引っ張り切れなかった秋広。
しかし今年は、内角の直球でもスタンドインできそうな期待が持てる。では、変化球はどうか。個人的に、全く心配していない。
というのも、彼はルーキーイヤーから、変化球に対して非凡な対応力をもっている。やや体勢が崩れながらも、片手一本でセンター前、という打撃を二軍でもよく見た。(否定的なファンは、これを小手先だと揶揄した。)一軍の落ちる、または曲がる球に対しても、高い確率で対応するだろう。
つまり、期待できるコースはインコースから真ん中のストレート。
なんとか対応可能なのが変化球全般。では、苦手なコースはどこか。
おそらく、外角のストレートになるだろう。
というのも、、今回の打撃練習でも、外角を見逃すシーンが散見された。
実践では、アウトコースのストレートには差し込まれてしまうだろう。
ただ、私は何の問題もないと思う。
昨今、大谷や村上を引き合いに、逆方向にスタンドインすることの重要性を説く人が多い。
しかし、その前提には、しっかりと引っ張る力がある。
秋広にも、外角の直球がきたら「ごめんなさい」でいい。
そのぐらいの割り切りをもって、打席に入るべきだ。

今期の期待

まず目指すのは、一軍フル帯同だ。その中で、昨年の増田陸以上の結果が欲しい。
つまり、.260、7本ぐらい。今の秋広のポテンシャルなら、これぐらいはできそうだ。
そのために必要なのは、やはり実戦でのアピールである。
恐らく首脳陣は、WBCでチームを離れる岡本の代わりに、サードで起用する。
これが意味するのは、守備はどうでもいい、とにかく打て、だ。
シーズン中、サードで起用することはほとんどないだろう。
裏を返せば、守備は期待されてないのだ。
はっきり言って、秋広にはかなり追い風な状況だ。
自慢の打棒で、一軍の枠を勝ちとればいいのだから。
しっかりと実戦でアピールし、まずは開幕一軍をつかみとってくれ!



なんと、文字数1700越え。レポートだとあんなに苦労するのに、まさか秋広一人でこんなに書けるなんて思いませんでした。それぐらいの意欲が、上の動画をみれば湧いてきます。
シーズンがとっても楽しみです。

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