大学生の巨人ファン

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FA戦士のすすめ ○○を獲得しろ!! その②

前回は、FA選手に求めるもの、そして獲得したい選手に近藤健介を挙げた。
今回は、さらにもう一人の選手を発表したいと思う。

FA選手獲得の上限

FA選手は、チーム内の年俸順位によってA・B・Cランクに区分される。
Cランクは何人でもとって構わない。ただしA・Bランクは2人までに制限され、更に人的保証も発生する。さて、前回言及した近藤は、多分Aランクだ。(あやふやですみません)
なので、B以上はあと1人に制限される。

巨人の弱点とは

前回、FA選手に求めるものに安定性を挙げた。しかし、それと同じくらい大切なのは
チームの弱点を補える選手だ。巨人の弱点は、いうまでもなく投手力だ。
特に中継ぎ防御率はリーグワースト。ひどいありさまだ。
しかし、私は中継ぎは再建可能だと考えている。
理由は、今年活躍できなかった選手たちの存在だ。
具体的には中川、大江、トヨキン、畠、鍵谷。大江は2軍でも打ち込まれ、中川は登板0、
トヨキンは育成契約だ。彼らの不振は実力不足、華麗による影響だったのか。否である。
理由は明白。21年の酷使だ。この年の生き残りは、スーパーシェフの高梨のみだ。
彼らの復活+αで今年活躍した選手をくみあわせれば、
割と中継ぎ陣のめどは立つのではないか。

優先度は先発>中継ぎ

こう書くと、先発陣は若手がたくさんいるから補強は必要ない!と思う方もいるだろう。
確かに期待の若手は多い。ただし私は、来年ローテでシーズン(半分でもいい)回れる選手はただ1人、山崎伊織だけだと思う。それ以外は、やはり未知数だ。
戸郷はエースとして計算できる。しかし、そのほかはどうか。菅野が復活するかどうかは疑問符がつく。ぶっちゃけ二桁勝ってくれれば御の字だ。メルセデス・赤星は5~8勝ぐらいが妥当だろう。新外国人に加え、高橋優貴、どすこい山口なども不安だ。
ここに一枚、贅沢をいえばローテ一番手、つまり戸郷並みの選手が欲しい。

具体的に誰をとるべき

それはズバリ、阪神の西勇輝だ。彼のよいところ、獲得のメリットを挙げよう。

安定感

その安定感はピカイチだ。一度、年度別成績を確認してほしい。
オリックスでは、3年目に本格デビュー。
13年から22年の10年間、規定を割ったのはわずか一度。
21年のような悪い年でも、エース級の活躍を残す。成績のブレが極めて少ない投手だ。

イニングイーター

上記でもわかるように、彼は最高のイニングイーターだ。
今年、規定を到達した選手はわずか7人。巨人では戸郷1人だ。
巨人でイニングを食える選手は、この戸郷だけ。
菅野は未知数。赤星、メルセデスは5,6回が限度。山崎伊織も規定までは期待できない。
西が加われば、非常に安定したローテが組める。
カードの表を戸郷・西が投げ、2番手には未来のエース伊織と旧エース菅野。
3番手には外国人を投げ抹消や、赤星などの若手、山口などのベテラン組を使う余裕も
できる。一気に充実したローテーションになるのだ。

同一リーグ   

これは本当に大きい。われらが丸佳浩を獲得した最大のメリット。
それは、カープから丸を消せたことだ。
同じリーグからFA選手をとれば、自分のチームの戦力アップだけでなく、
相手チームの戦力ダウンにつながる。(梶谷と井納は置いといて)
特に西は、阪神の最強投手陣の一角を担っている。西を獲得できれば、リーグに7人しかいない規定選手を、いいかえればセリーグトップ7のうち1人を獲得できるだけでない。
阪神からトップ7の1人を消せうるのだ。

西・近藤両どりは可能

2回に渡って、FAでとるべき選手について書いた。
巨人の金の力をもってすれば、彼ら2人を獲得するのは可能だ。
それだけの価値がある両選手である。若手の育成なんてヌルい言葉で逃げないでほしい。
勝利の上に、選手の育成があるのだ。勝利が最優先なのである。
原監督、ご検討の程お願い致します。

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