昨日巨人はヤクルトに勝利。広島が阪神に勝ったため、順位は以下のようになった。
3位　阪神　64勝67敗　3分　.489 残9
4位　広島　63勝68敗　3分　.4809 残9　　差1
5位　巨人　62勝67敗　3分　.4806 残11      差0

引き分け数

注目してほしいのが引き分け数だ。昨年首位争いした阪神とヤクルト。
この2チームの明暗を分けたのが引き分け数だ。
ペナントレースは勝ち数ではなく、あくまで勝率で競う。
必然的に、負け数を意識して順位表を見るのが得策だ。
では、このチームの引き分け数はどうか。見てみると、3者とも‘3‘となっている。
要するに、引き分けが多いので有利、という球団はないのである。

対戦成績

次にみるのは対戦成績だ。同率チームが発生した場合、セリーグの順位決定方法は以下の順である。

1勝ち数

2対戦成績

3交流戦を抜いた勝率

4昨年の順位が上

通常、3，4は使われない。
1の勝ち数については、前述のとおり分け数が同じなため、おそらく適応されない。
すると、キーになるのが2だ。では、対戦成績をみていこう。
巨9-14(1分)神　残1　　　　　 神7-13(2分)広   残1               広12-13巨   残0
巨人は広島に勝ち越し、阪神に負け越している。つまり、阪神との3位争いは不利になる。
逆に、広島との3位争いは有利なわけだ。なので、ここしばらくは阪神の敗北を祈ろう。

9連戦、巨人の先発

ひいき目なしに、最も良いのは巨人だ。ここ最近のけが人も0で、打線も好調だ。

先発も戸郷に加え、山崎伊織と菅野が安定感を見せている。赤星の復調も頼りになる。

ポイントはやはり9連戦、そこの先発だ。大方の予想は、菅野が連続中5で2回登板、

戸郷が中7→中6で2回登板する。（最後のベイ2連戦も彼らが投げる予定だ）

となると、残りの5試合に誰を投げさせるかだ。候補1番手は、やはり山崎伊織である。

相性のいいベイ戦にあてたい。9/7に投げたので、今日2軍戦→中6で9/21の先発が堅い。

また、日曜日の18日ベイ戦では、先週、先々週に好投をみせた赤星。

11日に抹消されたメルセデスは、中11で22日のベイ戦。伊織とCCは逆になるかも。

これらをまとめると、

17vs阪神　戸郷　

18vsベイ　赤星

19vsベイ　菅野（中5）

20 vsヤク　？

21vsベイ　山崎

22vsベイ　CC

23vs中日　？

24vs中日　戸郷

25vs中日　菅野（中5）
？では、アンドリース、シューメーカー、堀田直江井上らが候補。
未知数の彼らや、調子が悪いメルセデスは最悪落としてもいい。
そのほかの6戦を勝つ＋最後のベイ2連戦を戸郷菅野で勝ち、8勝3敗が理想だ。
そうすると、上手いことに勝率が5割になる。これを上回るには、阪神が6勝3敗（5割）、
広島が8勝1敗（.507）以上必要だ。
広島は野手の主力がスタメン×（秋山菊池マクブルーム）、阪神は頼みの青柳が不調だ。
となると、分はわるくない勝負である。8勝3敗。
これで3位にいけなかったら、ぶっちゃけしゃーない。
最後の最後までベストを尽くして欲しい。
とりあえず今日、阪神が負けることを願います。
伊藤将司は広島に相性が悪く、森下は阪神に滅法強い。カープさん、お願いします。